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= リカルド・マルティーニ = ''マキシマム・ベット!次もいただきだ!'' |
アパートの階段を登ると、はたしてそこには先の老人がいた。 先ほどとは様子が違い、手には古びた木の杖を持ち、真っ白な長衣に身を纏い、 そして禿げ頭の上には野菜とニンニクとアブラがマシマシでトッピングされていた。 「ワシはロット神。青年よ、お前は優しい男じゃな。好きな願いを言うがよい…褒美に叶えてやろう。」 「…俺の願いはさっきも言った。誰もが美味しく、二郎を食べる事ができる世界。それだけだ。」 「無欲な男よ!何でも願いが叶うのだぞ!?己の為に願う事は無いのか?」 俺は無言で部屋の鍵を開ける。 「よかろう…お主の願いしかと聞き届けた。」 振り返ると老人の姿は無かった。 |
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<<TableOfContents(3)>> | 部屋のテレビをつけると大変な騒ぎが起きていた。 世界の人々の前に、謎のヌードル『二郎』が次々と出現しているというのだ。 チャンネルを変えるたび、世界中からニュース映像が飛び込んでくる。 アラスカでは、イヌイットたちがもうもうと湯気をたてる二郎を旨そうにすすっている。 アフリカのどこかの難民キャンプでは、飢えた子供たちが嬌声をあげながら豚にかぶりついている。 イスラエルとパレスチナの兵士たちが肩を並べ、突如出現した未知の味覚に舌鼓を打っている。 CNNのキャスターはニュースを読み上げている最中に二郎が出現し、明らかに困惑していた。 |
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=== 総合解説 === '''自称、「夜の撃墜王」。'''--(被撃墜王ではない)--<<BR>> もともとスラム街でギャンブルや喧嘩に明け暮れ荒れた生活を送っていたが、その強さを見込んだアーロンに誘われて軍に入り、以後、軍のエースにして隊一番の問題児となっている。<<BR>> アーロンは恩師かつ上司であるが、気に入らないのか色々と反発している。<<BR>> 全ての女性に好意をもって接すべきと考えており、ご丁寧にも女性適格者には同僚にも敵の方にも一度ずつ口説いているほど。<<BR>> しかし、本命であろうリューシャに対してはそうはいかないようで、彼女を前にするとしどろもどろになったり、奇行に走ったりしてしまう。意外と本当の恋には初心なようだ。<<BR>> --(前作ストーリーモードでは司のアドバイスを実践してリューシャを(物理的に)落としてしまったが)--<<BR>> 公式サイトのプロフィールだけ見ると、どこか人格的に問題がありそうにも見えるが、ストーリーやエピソードを見る限り意外と純粋かつ純情で、愛嬌のある人物である。<<BR>> 使用するWPは「オンスロート」および「インファイター」。両者とも接近戦において高い火力を有しているが、明確な弱点も多い。<<BR>> 全体的な特徴としては、高機動、高火力、そして低耐久。Ver2.0のWP刷新によってシールド系に対してもかなり弱くなった。<<BR>> 全体的に射程が短く、コンボ前提の武器や格闘の振りどころなど、例えば風澄のように「撃って終わり」という単純な話になりづらい。<<BR>> 耐久力も全体的に見ても屈指の低さであり、袋叩きにでも遭おうものなら一瞬で耐久力が儚く消える。<<BR>> ゆえにコスト事故を起こす可能性は他キャラ以上に高い。<<BR>> また、∑(Ver.2.0)のリスポーンシステム変更により、今までのような低耐久によるリスポーンを利用した強襲が出来なくなった事や、<<BR>> 早落ちからの自陣の敵の待ち伏せによる事故を狙われやすい事など、元からピーキーであった性質がより加速している。<<BR>> 無印時代のいわゆるライン戦という物を最も意識する必要があるキャラの一角だろう。<<BR>> ちなみに「2」では、「'''1リカルド'''」「'''200'''」「'''コスト1000'''」挙句の果てには「'''170'''」など、様々な伝説、もとい悪名を残してきたキャラでもある。<<BR>> 気になる人は2時代のwikiを見に行ってみよう。 <<CharacterData("sigma/")>> <<CharacterWPs("sigma/")>> ---- {{{#!character { "名称": "リカルド・マルティーニ", "携帯サイトID": 16, "格闘": { "N格": { "威力": 0, "解説": "" }, "上格": { "威力": 0, "解説": "" }, "左格": { "威力": 0, "解説": "" }, "右格": { "威力": 0, "解説": "" }, "下格": { "威力": 0, "解説": "" } }, "キャラクターデータ": { "よろけにくさ": "C", "ジャンプ上昇力": "B", "空中ダッシュ初速度": "S", "空中ダッシュ最終速度": "B", "腕力": "B", "格闘距離": 12 }, "ウェポンパック": [ "特攻型「オンスロート」", "標準型「オンスロート」", "爆装型「オンスロート」", "標準型「インファイター」", "急襲型「インファイター」", "情熱型「インファイター」", "必殺型「インファイター」" ] } }}} ==== コメント ==== <<AddComment(リカルド・マルティーニ)>> <<Comments(リカルド・マルティーニ)>> |
──これでいい。これが、俺が願った世界そのものだ。 そのときふわりと、俺の目の前にも二郎が出現した。 俺もまた、地球に生きる無数の命のひとつであることを改めて実感し、胸が熱くなる。 しかしさすがに一日二杯はきついので、せっかくの神からの贈り物だが俺はその二郎をトイレに流す事にした。 |
アパートの階段を登ると、はたしてそこには先の老人がいた。 先ほどとは様子が違い、手には古びた木の杖を持ち、真っ白な長衣に身を纏い、 そして禿げ頭の上には野菜とニンニクとアブラがマシマシでトッピングされていた。 「ワシはロット神。青年よ、お前は優しい男じゃな。好きな願いを言うがよい…褒美に叶えてやろう。」 「…俺の願いはさっきも言った。誰もが美味しく、二郎を食べる事ができる世界。それだけだ。」 「無欲な男よ!何でも願いが叶うのだぞ!?己の為に願う事は無いのか?」 俺は無言で部屋の鍵を開ける。 「よかろう…お主の願いしかと聞き届けた。」 振り返ると老人の姿は無かった。
部屋のテレビをつけると大変な騒ぎが起きていた。 世界の人々の前に、謎のヌードル『二郎』が次々と出現しているというのだ。 チャンネルを変えるたび、世界中からニュース映像が飛び込んでくる。 アラスカでは、イヌイットたちがもうもうと湯気をたてる二郎を旨そうにすすっている。 アフリカのどこかの難民キャンプでは、飢えた子供たちが嬌声をあげながら豚にかぶりついている。 イスラエルとパレスチナの兵士たちが肩を並べ、突如出現した未知の味覚に舌鼓を打っている。 CNNのキャスターはニュースを読み上げている最中に二郎が出現し、明らかに困惑していた。
──これでいい。これが、俺が願った世界そのものだ。 そのときふわりと、俺の目の前にも二郎が出現した。 俺もまた、地球に生きる無数の命のひとつであることを改めて実感し、胸が熱くなる。 しかしさすがに一日二杯はきついので、せっかくの神からの贈り物だが俺はその二郎をトイレに流す事にした。